例会

RIMG0830.JPGのサムネール画像今回の成人矯正パート3のテーマを診査・診断・治療計画であった。チェアマンとして術前に矯正後の状態をどこまで予測できたのか、どうすれば予測できるのかという事を1つでも、2つでも具体的なディスカッションができるように準備した。結果はどうであっただろうか、個人的にはグレーだったセットアップ模型について、なにがだめで、どうすればいいのかがわかったのは有意義であった。
各先生の発表は日常臨床を普段からよく考えていると感じられるものであった。
チーム宮崎の一つの症例を補綴医の観点、矯正医の観点、歯科技工士の観点でそれぞれプレゼンされていたのは驚嘆だった。普段からディスかションをかさね、3者でコンセンサスを得ていると、臨床の厚みを感じた。
今回例会は会場も大きくし、歯科企業から商品展示を行った。おかげさまで100名以上の歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士、歯科関係者が参加していただいた。この場を借りて、皆様に感謝申し上しあげたい。
次回の成人矯正パート4もぜひ期待してほしい、日常臨床のなぜ?を解決できるようにテーマを掲げ準備する。(プログラムチェアマン 藤田大樹)



RIMG0818.JPGRIMG0849.JPGRIMG0852.JPG本例会で3回目となる「成人矯正」についての例会でしたが、3度目ということもあり、事前の演者選定、例会までの準備には十分な時間をとることができたかと思います。
演者は、一人の術者で、「矯正治療・補綴治療」を完結できる方を2名、包括歯科治療の中の一術者として関わった方を3名(3組)選び、発表頂きました。
例会のタイトルである「診査・診断・治療計画」を中心に発表を頂きましたが、とくにセットアップ模型について各演者の考え方や作製の意図を聞くことができ、
勉強になりました。セットアップ模型は、3次元的に治療後の予測した状態を手にとって「見る」ことができる点がとても重要ですが、セットアップ模型の作製に際しても、
矯正歯科からの立場だけで一方的に作るのではなく、補綴歯科の立場からの意見を取り入れ、必要があればWAX UPを行うなどよりわかりやすいセットアップ模型を作製
していく必要性を感じました。
また、チームアプローチを行う上で、ノートを用意して、処置内容や話し合った内容を書き留めておいたり、また、定期的に、補綴歯科医、歯科技工士、矯正歯科医が
集まって話し合いをしたり、と工夫をして難しい治療に臨まれていることを発表を聞き、実感致しました。
 例会後の懇親会で、いろいろな方からお話しを伺いましたが、成人矯正が難しいという点に変わりはなく、どのように治療を収束させていくのか、ということも次回のテーマとして
面白いのではないかと感じ、次回へ一筋の光を見つけました。(プログラムチェアマン 野寺義典)
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<協賛企業様>
① アライン・テクノロジージャパン
② カボデンタルシステムズジャパン株式会社(KAVO)
③ スリーエム ヘルスケア株式会社(3M ユニテック)
④ 株式会社 GENOVA
⑤ 株式会社ジーシー(GC)
⑥ 株式会社トクヤマ
⑦ 株式会社バイオデント
⑧ 株式会社プロ・シード
⑨ 株式会社ロッキーマウンテン
⑩ 有限会社オーソデントラム
                      (五十音順)






5月20日(日) 晴天の中、有楽町の東京国際フォーラムにて2009年度第2回赤坂会例会が行われました。今回のテーマは「歯周治療におけるチームアプローチ~ハイジニストとのコミュニケーション~」参加者は全国から約80名が集まりました。

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 会長挨拶の後、まず初めに今年度から発足した歯科衛生士会代表の山口幸子さんより、チームアプローチの重要性を再考する~過去の症例から考えたこと~』という演題で講演をしていただきました。

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氏の今までの経験から、チームアプローチの必要性について詳細な解説をしていただき、特に、補綴物の形態はプロビジョナルレストレーションを用い、歯科医師、歯科技工士と共にメインテナンスの観点から歯科衛生士も確認することの重要性について語っていただきました。

次に黒田歯科医院ご勤務の品田和美さんにより、歯周治療の長期メインテナンス(SPT)の実際』という演題で講演していただきました。

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 氏の長い経験から、最初の説明と理解がその後の患者さんとの関係を大きく左右するとこと、また、歯周治療を開始する時に疾患の原因と原因除去のために、歯科医院側と患者さん側がすべきことを説明し、そして、患者さん自身にメインテナンスやSPTが不可欠であることも理解していただけることの重要性について詳細に語っていただきました。

 また、深い歯周ポケットを残したままにSPTに移行することもあるが、SPTにおける診査は、どのような状態で移行したのか把握したうえで、前回との比較をしていくことが大切で、いわゆる「変化」を察知できる観察眼が必要性について症例を交えながら解説していただきました。

 午後からは会員の発表でしたトップバッターは、寺西歯科医院ご勤務の伊藤桂子さんで、部位によって異なった歯肉の変化に着目した症例』という演題でプレゼンテーションをしていただきました。

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補綴物の形態によって歯肉の反応が変わっていくことを衛生士の視点から色々と語っていただきました。

 

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次に富沢歯科医院ご勤務の吉澤和代さんは院長の富澤直基先生と共に、我が医院を見つめ直す~メインテナンスの質と向上を目指して~』という演題でプレゼンテーションをしていただきました。富沢先生が開業後、色々な苦労をしながら今のシステムを構築していった過程について語っていただきました。どんないい治療をしてもメインテナンスをしなければ長期的な予後は得られないとの言葉に皆賛同していました。

最後によしだ歯科クリニック勤務の横山知美さんは歯周再生療法およびインプラン

ト治療における歯科衛生士の役割』という演題でプレゼンテーションをしていただき

ました。歯周再生法およびインプラント治療における、基本治療、外科処置、メイ

ンテンスの各ステージにおいてどのようなことを考え、臨床を行っているのかを、一

症例を通して解説していただきました。

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 特にインプラト大臼歯部の補綴物形態について活発な

ディスカッションが行われました。

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寺西先生司会の総合ディスカッションでは歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士3者の

密な意見交換が、長期に安定した口腔内を作るということが再認識されました。

 衛生士会発足してから初めての歯科衛生士主体の例会でしたが、大盛況に終わり、演者の方々、参加者の方々に深く感謝いたします。

                                                                    よしだ歯科クリニック  吉田拓志

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5月10日2009年度第1回赤坂会例会が晴天の中、東京国際フォーラムにて開催されました。
IMG_5941.JPGのサムネール画像今回のテーマは、「欠損補綴におけるラボコミュニケーション」でした。
午前の部では、赤坂会を牽引する3名の歯科技工士が歯科医と歯科技工士が最終修復物のゴールに向かう考え方を、それぞれの意見で発表するというこれまでに無い試みで注目を集めました。

 
IMG_5927.JPGのサムネール画像寺西先生および今年度会長に就任された吉田先生より挨拶があり、続いて基調講演としてKLTのDT狩野敦志さんより「欠損補綴におけるラボコミュニケーション」デンタルパロアルトのDT岩淵一文さんより「日常臨床におけるラボコミュニケーションを考察する」
フェイスデンタルアートのDT藤田英宏さんより「歯科医師と歯科技工士のコラボレーション(歯科技工士が必要としている情報)」というそれぞれのテーマで行われました。
IMG_5917.JPGIMG_5919.JPGのサムネール画像のサムネール画像IMG_5953.JPGのサムネール画像プロビジョナルレストレーションの製作法、それを使い歯科医師、患者とのコミュニケーションを図る機能や重要性、実際の口腔内を見ていない技工士が、どうコミュニケーションを取り歯科医師と最終修復物のゴールを目指すか、診断用wax upから難易度の高さを伝え必要なステップのアプローチをすることや、口腔内写真を撮る際の良い例、悪い例など詳しく語っていただきました。
午後の部では、プログラムチェアマンに岩淵一文さん藤田英宏さんを置き、3組のケースプレゼンテーションが行われました。

IMG_5946.JPGIMG_5940.JPGのサムネール画像まず、DR雫田義和DT谷戸弘幸さんによる「はじめてのラボコミュニケーション」でインプラントによって咬合を回復したケースを実際に起きたエラーから両者で原因を追究するという内容で大変参考になりました。
次にDT小平雅彦さんによる「インプラントオーバーデンチャーにおけるラボコミュニケーション(日常臨床において私が思うこと)」で印象への石膏の流し方からレジンの重合法と基礎的なことまで詳しく語っていただき、質疑応答では、義歯の床の設計やコミュニケーションのとりかたなどについて沢山の先生方から熱い意見が交わされました。

IMG_5949.JPG最後にDR新藤有道DT関克哉さんによる「コンプリートデンチャーにおけるラボコミュニケーション(キャラクタライズデンチャーの応用)」で、審美的要求度の高い患者様の要求や想いを技工士にどう伝えるか、また技工操作では、人口歯を患者に合わせ形態修正やステイニングによる色調補正など、要求に応えようとする姿の見える発表でした。
寺西先生司会の総合ディスカッションでは歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の
コミュニケーションが最良のゴールを目指す上で大切な事だと再認識でき、これからの臨床に少しでも活かしていければと思います

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FAITH dental art 伊藤 和明

2008_01a.jpg 2008年度 赤坂会第1回例会が5月11日(土)に東京国際フォーラムにて行われました。
今回のテーマは「成功するパーシャルデンチャーの臨床」ということもあって、若手の先生からベテランの先生まで多数の会員の方々が参加されました。
まずは顧問の寺西先生および新藤会長より今年のスローガンが発表されました。
続いてプログラムチェアマンの吉田より本例会の趣旨説明を行ないました。

2008_01_01.jpg最近論じられることが少なくなったパーシャルデンチャーですが、本例会でパーシャルデンチャーに対する赤坂会なりの結論を出すという目的で、午前中に経験豊富な先生による基調講演、午後からは同じコンセプトに基づいて臨床を行なっている若手ドクターによるケースプレゼンテーションというプログラムになりました。





はじめに、パーシャルデンチャーについての論文も豊富なDR.飯沼により、パーシャルデンチャーの基本設計について講演していただきました。氏は自身の臨床ケースを提示しながら、パーシャルデンチャーの基本原則から実際の治療の流れについて語っていただき、また今回は参加型の講演という新しい取り組みで、講演中に会場へ質問を投げかけたこともあり、みな真剣なまなざしで聞いていました。

次に、顧問の寺西先生と長年のパートナーであったDT.狩野よりマウスプレパレーションについて講演して頂きました。寺西先生と共に作り上げた理論的な技工に会場からはため息がでていました。テクニシャンはもちろん、ドクターにとっても非常に勉強になる内容でした。

基調講演の最後には、一つ一つの臨床レベルの高さに定評があるDR.富澤より、パーシャルデンチャーの長期症例について講演していただきました。

この講演は、以前赤坂会主催で行なった「欠損補綴シンポジウムin九州」で富澤先生が講演した内容が、若手にとって非常に勉強になると思い、その後の術後経過を加えてお話していただきました。

2008_01_02.jpg細かい資料取り、一つ一つの仕事の丁寧さ、術後のメインテナンス、すべてが若手にとって参考になったことでしょう。また、人工歯の磨耗によって失われた咬合接触をメタルオクルーザルで回復する手技は、私自身大変勉強になりました。






午後からはケースプレゼンテーションで、まずはDR.柏木 DT.岩渕より

『上顎をオーバーデンチャー下顎を部分床義歯で咬合再構成した一症例』というテーマで発表されました。治療計画、治療のシークエンスについて活発な意見交換があり、またテクニシャンとのコラボレーションについても色々な意見が出ました。

次にDR.安藤 DT.百瀬により『下顎臼歯部遊離端欠損に対し、Removable Partial Denture にて対応した症例』というテーマで発表されました。

ペリオの再評価、プロビジョナルレストレーションの活用の仕方について衛生士を交えて色々な意見が出ました。衛生士から色々な意見が出たのはあまり無かったことですが、術後のメインテナンスの主役である衛生士の意見はドクター、テクニシャンともに参考になったのではないでしょうか?

2008_01_03.jpg最後に寺西先生の司会による総合ディスカッションで、会場からの質問に答えながら一日の総括をしていただきました。

今回は演者の皆様のお陰で、私自身色々勉強になった例会になりました。縁者の皆様、お手伝いしていただいた方々、この場を借りてお礼を申し上げます。




会員の先生方の感想
○樋口先生

今回は最初の飯沼先生の基調講演が大変わかりやすくて素晴らしく、それに尽きると思います。基本設計について実際の症例を見ながら繰り返し説明されることで、理解しやすくなりました。 午後のプレゼンテーションでは技工ステップなどを術者がしっかり理解していないと、途中で思わぬエラーが生じる可能性について考えさせられました。

○加部先生

2008_01_04.jpg実際のパーシャルデンチャー症例を用いて、初診の状態からどこに注目して診査・診断して適応症例を見極め、どのような設計を選択し、咬合再構成を行ったのかという流れで講演していただき臨床経験が浅い私にもイメージしやすくとても分かりやすかったです。マウスプレパレーションについてや歯科医師との連携の話も技工師の先生から直接聞くことができて勉強になりました。上顎の左右3番までが残存している遊離端欠損症例にカンチレバーを付与し4番部近心にレストを設定することで義歯の安定と残存歯の保全を図るという考え方はとても勉強になりました。

2007_3a.jpg ○プログラムチェアマン 野寺義典の感想

2007_3_img04.jpg 今回の例会は、成人矯正治療part2ということで、論点がバラバラになってしまった前回の反省を元に
「補綴歯科医と矯正歯科医の考えの相違点について」というテーマで的を絞って行いました。
その中でも、
(1)アンテリアガイダンス付与
(2)セファロ分析の意味
(3)歯根破折
(4)セットアップ模型の作製
(5)オクルーザルストップの付与
の5つに焦点をあわせ、各演者の先生方に発表頂きました。
午前中の武内先生の御講演では、「自然な歯の動き」を特徴とするDAMONブラケットについて話があり、無理のない歯の動きは、まさに成人矯正治療に適した装置ではないかと感じました。午後から各先生方に発表頂き、包括的歯科治療における治療の順序の重要性、治療のゴールを設定する意義をあらためて感じました。
5つの具体的なテーマに関しては、個々の出席者に解答が委ねられましたが、まだ、テーマが分散してるとの声も聞かれましたので、さらにテーマを絞る必要性も感じました。
総括の中で、寺西先生から、セットアップ模型の作製に関して、提言を頂きました。セットアップ模型の作製については、次回の成人矯正治療の例会で是非とも取り上げてみたいと思います。

○例会企画担当&プログラムチェアマン 藤田大樹の感想

2007_3_img05.jpg的のぶれないディスカッションが行えるように論点を前もって掲げるという企画で例会を準備しました。例会を振り返ると、ディスカッションは掲げた論点とはちがった内容が多く、今回も保守的なディスカッションになってしまったと反省しております。例会を重ねる度にディスカッションをする難しさ、論点が定まらない、論点がずれる、参加者の積極性、などを痛感してます。例会企画担当として、参加者に積極的にディスカッションに参加してもらい、臨床力アップにつながればと思います。
しかし、いきなりディスカッションに参加さるのは難しいのかもしれません。今後は、症例発表やディスカッションに慣れるような企画を考えます。

○松岡力先生の感想

私の発表内容において、山根先生に指摘された、スプリント療法後、咬合調整を最初に行うことをするべきではという意見とその内容のディスカッションにおいて、咬合と顎位の捉え方の奥深さを再認識させられました。

○赤坂政彦さんの感想

2007_3_img06.jpg 午前中の武内先生のご講演、普段補綴を中心に仕事をしておりますので矯正の考え方など、大変興味深く聴講させて頂きました。質問が上手く伝わらなかったので個人的には口惜しく思う質問をしてしまったと反省しきりですが矯正医の考える理想歯列と補綴を携わる者が理想と考えている歯列に差を感じ意思疎通の重要性を改めて感じる機会を得ましたのは幸甚の至りですこれからの臨床に活かして行きたいと思っております。



また、微力ながら関わらせ頂きました野寺先生、藤田先生の講演から反省を含め、技工士としての関わり方を改めて見直すことが出来ました。単純な審美補綴でなく、歯列単位、顎、顔貌と、歯科の審美を矯正医、補綴医とチームとなって共有して行く大切さを改めて感じる良い機会を得ることが出来ました。

2007_3_img09.jpg ○高田貴虎先生の感想

武内先生のご講演は、矯正医でない私にも非常に解り易く有意義な時間を過ごせました。今回の例会を通じて、矯正医とのコラボレーションは避けて通れない重要な課題であることを再認識させられました。例会の各先生方のご講演から矯正医の考えを学べたのは、今後の矯正処置を伴う症例に対して役に立つと思います。
今回、事前の質問ケースや例会後の質問票など非常に工夫されていて良かったと思います。私も質問票で武内先生にお答え頂き、今まで解らなかったことが明確になりました。有難うございました。

○森山広之先生の感想

2007_3_img07.jpg 今回総会で質問させていただいた『アンテリアガイダンスの付与』でのケースは私自身、矯正歯科医との打ち合わせは、ほとんど行っておらずガイドについてもお任せで行ったものでした。
総会のディスカッションを通して感じたことは基本的なことですが補綴歯科医がオーダーを出すケースでは動的治療の目標をはっきり示して、同時に矯正治療でやれる限界を知り理解することで最終補綴物のクオリティーも高まっていき、またコミュニケーションを継続することにより双方のレベルアップも図れると強く思いました。

○川崎浩一郎先生の感想

2007_3_img08.jpg 今回、両者の考えの相違点は部分的に浮き出たようです。しかし解決するためのコンセンサスを得るにはあまりにも時間が足りなかった気がします。次回は具体的に議題を絞ったディスカッションが出来ればよいのでは。個人的には岩渕氏の発言が重く考えさせられました。




○樋口敬洋先生の感想

補綴医と矯正医との術前のやりとり(セットアップなど)の実際を、もっと具体的に聞きたかったです。デーモンブラケットは興味ある分野だったのでタイムリーでした。
岩淵さんの臼歯被蓋難しくなる場合が多い、という質問(ツッコミ?)が自分のケースと重なり、身にしみる思いでした。

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2007_2b0.jpg9月2日、有楽町東京国際フォーラムにて第二回赤坂会例会が開催されました。
今回のテーマは「垣根を越えた審美歯科 日常臨床における審美歯科を考える」
というテーマでした。過去赤坂会において審美歯科を全面に押し出して例会を開催したことがなかったため多数の会員ならびにオブザーバーの方々に参加してい ただくことが出来ました。


2007_3c.jpg午前中は行田克則先生をゲストとしてお迎えして基調講演をしていただきました。
行田先生の考え方、歯周組織に対するアプローチの仕方など興味深い講演でした。





2007_2d.jpg午後からは行田先生の歯科医院に勤務されている松山智子先生に実際の臨床の際の印象採得の術式を講演していただきました。その後赤坂会会員によるケースプレゼンテーションが行われました。





2007_2f.jpg今回は会長の新藤有道先生と、中丸潤による発表でした、会場内からも多数質問があり、また寺西先生、行田先生からのコメントもあり会員にとって有意義な時間であったと思います。






2007_2g.jpg最後に高田貴虎先生によるディスカッションケースのプレゼンテーションが行われました。時間が押してしまい十分にディスカッションが出来なかったことが悔やまれました。最後に演者の皆様、お手伝いいただいた方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。



○参加者の感想

2006_2b.jpg今回の赤坂会は、「垣根を越えた審美歯科 日常臨床における審美歯科を考える」というテーマで第2回例会を行いました。
午前中は、東京都世田谷区開業の行田克則先生をお迎えして基調講演をしていただきました。
講演内容は「歯周組織から考える審美歯科」をテーマに、生物学的幅径や歯間乳頭に関する考え方など、目から鱗が落ちるような行田節を聞くことができまし た。その歯に衣着せぬ講演に会場も熱心に聞き入っていました。

昼食を挟んで、松山智子先生は行田先生の診療室で代診をされているということで、診療室で普段行っている圧排法や、印象の手技を紹介していただきました。日常臨床における補綴に関する考え方や、ブラッシング圧について言及され、会場からも多くの質問が寄せられました。
赤坂会からは、岩本町デンタルクリニックの新藤有道先生と寺西歯科医院 中丸潤先生がケースプレゼンテーションを行いました。新藤先生は臨床の5つの柱を 主眼に、緻密な診断と丁寧な治療、また作りこんだプレゼンテーションで前歯部1歯の審美について発表されました。それに対して、中丸先生は全顎治療におけ る審美についてのプレゼンテーションでした。1歯だけの補綴とは違い、制約の少ない多数歯補綴ケースについてなにが大切なのかを会場の参加者とともに考え させられるケースでした。
今回は、赤坂会でもあまり取り上げたことのないテーマでしたが、多くの方々に御参加いただき、大変実のある例会になったと感じています。
プログラムチェアマン 中丸潤

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2007_1b.jpg今回の例会のテーマが、「無歯顎補綴~総義歯orインプラント」という皆さん興味の高いテーマであり、大勢の方々に参加して頂き、内容の濃い例会となりました。
午前中には赤坂会顧問であられる、寺西先生より基調講演として「無歯顎補綴臨床の基礎」の演題で、後に続く発表のガイドラインと成る内容で、前回の例会のお休みから完全復帰されて、力の こもった講演をして頂きました。
2007_2e.jpg基調講演に続き、4名の先生方が発表され、最後の発表者の樋口先生のケースを通して、総合ディスカッションが行われました。






「チェアマンコメント」

第一回例会を終えて
プログラムチェアマン 吉田 拓志

5月20日(日) 晴天の中、有楽町の東京国際フォーラムにて2007年度第1回赤坂会例会が行われました。今回のテーマは「無歯顎インプラント」参加者は全国から約80名が集まりました。
会長挨拶の後、まず初めに顧問の寺西先生により、『無歯顎補綴臨床の基礎』というテーマで基調講演をしていただきました。
診査診断の内容から始まり、インプラント補綴まで、症例を交えながら無歯顎補綴臨床について細かく解説していただきました。
次に、DR.甲斐久順(宮崎県延岡市開業)により『無歯顎における補綴装置の選択について』というテーマでケースプレゼンテーションをしていただきました。
上下顎の対向関係に応じて、インプラント上部構造の補綴設計を変えた3症例を提示していただきました。いずれの症例も、良く考えられて治療されていました。
その中で上部構造の形態や、メインテナンスについてディスカッションが行なわれました。
午後からはDR.藤田大樹(東京都千代田区開業)により『クラウン・ブリッジタイプの無歯顎インプラント』というテーマでケースプレゼンテーションをしていただきました。
藤田先生らしい小ネタをちりばめたプレゼンテーションの中に、この症例に対する意気込み、苦労が感じ取れました。
プロビジョナルレストレーションの煮詰め方、インプラントの3次元的な埋入位置について熱いディスカッションが行なわれました。
その後、DR.飯沼学(東京都豊島区開業)により、『重度歯周疾患患者に対してインプラントを用いて機能回復を行った一症例』 というテーマでケースプレゼンテーションをしていただきました。
マイクロサージェリーやサージガイドを用いたインプラントオペの動画を交えてのプレゼンに、皆感嘆の声を上げていました。また、基本に忠実に治療を進める姿に非常に共感を覚えました。
また、昨年度から行なわれているケースディスカッションの演者はDR..樋口敬洋(東京都江戸川区勤務)でした。
上顎の無歯顎インプラントのケースでしたが、咬合採得の方法、治療順序、インプラント上部構造の選択理由などを中心に活発なディスカッションが行なわれました。
最後に寺西先生から、無歯顎補綴において重要なキーポイントとなる咬合採得について解説をしていただきました。特に、調節の少ない咬合床の作成方法は参考になったのではないでしょうか?
プログラムチェアマンとして色々準備してきたつもりですが、テーマが難しかった為か、活発な意見交換というところまではいけなかったのは心残りでした。
演者の皆様、お手伝いしていただいた方々、この場を借りてお礼を申し上げます。

「参加者の声」

1、総合ディスカッションでは、無歯顎インプラントに与える咬合様式についてディスカッションが行われ、上下顎ともインプラント補綴の場合に付与する咬合様式は未だ 確立された見解ではないとの事でした。
今回は発表されたケースの多くが上顎インプラントに対し下顎天然歯のケースだったので、それぞれ天然歯と同様の咬合様式を付与していたようです。
今後、別のバリエーションにおける咬合様式、または診査診断 や術式の違いなどを議論する機会があれば幸いです。
(東京都勤務 高田貴虎)

2、「甲斐先生の症例発表を1つ1つ深く理解したかったです。
なぜ、この症例はこの様なインプラント補綴を選択したかがよく解からなかった。3つ症例をディスカッションするには時間が少ないと思いました。」

赤坂会会員 とし歯科クリニック 三浦利之


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2006_3b.jpg今回は、「スタディーグループ赤坂会」と安生朝子氏率いる「D.H.パトスの会」の合同ミーティングであった。我々スタディーグループ赤坂会の顧問である 寺西邦彦先生がドクターストップのため参加できなかったが、ビデオレターで元気な姿を見せていただいた。午前中は藤橋歯科医院、安生朝子氏による特別講演 「D.H.パトスの会―これが私の生きる未知―」と題して、DHパトスの会との歩みや歯科衛生士としての気付き、出会いについてご講演いただきました。安 生氏らしいパワフルな内容で、涙あり、笑いありの90分となりました。

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そして午後は、5名の歯科衛生士による発表があり、それぞれにディスカッションが行われました。

「日常臨床におけるTrilogy」 フリーランス(東京都) 
DH 山口幸子

「歯周疾患の患者を担当して」 松田歯科クリニック(栃木県宇都宮市) DH 荒井和美

「ふじの歯科医院におけるチームアプローチ」
ふじの歯科医院(岩手県盛岡市)
DH 高橋りか子

「インプラント治療におけるチームアプローチ」 
泊ヒルズ歯科(沖縄県那覇市)
DH池村恒乃

「私の臨床の目」  藤橋歯科医院(栃木県宇都宮市) 
DH 古沢佐代子

今回発表していただいた衛生士のなかで、唯一のフリーランスの山口さんは、今まで自分が経験してきた症例の中で、各年代別に患者を考察することで、その患者にとってこれから何が必要なのか?を導きだしていく発表でした。
お知り合いの小林明子さんにもディスカッションに加わっていただき個々の患者に個々のスタッフがどのようにアプローチしていくのか、大いに盛り上がりました。
DHパトスの会より参加の荒井さんは、ご自身がメンテナンスを担当している2症例を発表していただきました。口腔内写真からデンタルX線、プロービング データなど、日頃の丁寧な仕事ぶりがうかがえる発表でした。コーヒーブレークを挟んで、ふじの歯科医院の高橋さんの発表は患者さんを中心に歯科医師・歯科 技工士・歯科衛生士がどのようにチームアプローチを実践しているか、地域医療と、どのように連携しているかなどの発表がありました。規模の大きな歯科医院 らしいシステム作りが随所に見られました。最後は、「私の臨床の目」というテーマで、藤橋歯科医院勤務の古沢さんの発表がありました。藤橋歯科医院の紹介 や治療の流れ、その中で自分自身がどのように成長しきたか、患者さんとどう関わってきたか、会場の衛生士さんにとっても刺激の多い発表ではなかったかと思 います。
今回はスタディーグループ同士のジョイントミーティングという形であったが、通常の例会よりの大きな規模で開催され、懇親会にも90名以上の方々に御参加 いただきました。何かと不手際があったかとは思いますが、今後このような会を継続していきたいと考えております。 
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2006_2b.jpg9月3日(日) 有楽町の東京国際フォーラムにて2006年度第2回赤坂会例会が行われた。今回のテーマ「戦略的インプラント補綴」。症例発表者は5人で参加者は全国から85名が集まった。






2006_2c.jpgまず初めにDR.新藤有道(東京都千代田区開業)が『上顎 犬歯・小臼歯 3歯欠損のIMPLANT修復』とうテーマでインプラントの診査診断治療計画からプロビジョナルの調整法まで語っていただいた。新藤先生らしい緻密な考察 された症例発表でインプラントの治療順序、咬合に関して熱いディスカッションが行われた。



2006_2d.jpgその後、DT.藤田英宏(東京都港区寺西歯科医院勤務)が『インプラント補綴』というテーマで主にインプラントのプロビジョナルの製作法と埋入位置や歯肉 の厚みによって補綴物がどういった形態になるのかをわかりやすくプレゼンしていただいた。おそらくインプラントを初めだした歯科医師、歯科技工士には勉強 になったのではないだろうか。また、プレゼンの合間にでてくるお城の写真がとても印象的であった。


2006_2e.jpgそして午後から、DR.田ヶ原昭弘(愛知県名古屋市開業)が『インプラントと天然歯の連結の必要なケースとは?』というテーマでインプラント補綴終了後、 インプラントと天然歯とのコンタクトロスが起きて苦労した症例を発表していただいた。この件についてディスカッションではなかなか答えがだせなかったが、 総合ディスカッションで寺西先生から詳しく解説をしていただき、私自身とても勉強になった。


2006_2f.jpgその後、DR.山根光雄 (愛知県名古屋市開業)が『外傷による歯牙欠損に対しインプラントを応用した症例』とうテーマで上顎前歯1本欠損に対して審美修復にこだわったインプラント症例を語っていただき、診査から術式までディスカッションが行われた。




2006_2g.jpg寺西先生司会の総合ディスカッションでは、参加者から多数質問が集まり充実したディスカッション行う事ができた。







2006_2h.jpg最後の症例検討ではDR.友貞宗人(神奈川県川崎市開業)から『インプラントによる咬合再構成』というテーマでの発表がありソケットプリザベーションの必要性などインプラント治療計画の考え方を検討された。





2006_2i.jpgプログラムチェアマンとして、参加者全員が日常臨床において難しい問題に突きあたった時に自分で考えてすすめられる力がつくような例会にする事を考え準備 してきた。結果はどうであったのだろう。参加者がどうであったかはわからないのだが私自信はインプラント補綴を行うにあたり、事前にチェックする事、考え る事という診査診断能力が確実に上がった気がする。



プログラムチェアマン 藤田大樹

2006_a.jpg5月21日(日)に東京国際フォーラムにて2006年度第1回例会が行われた。今回のテーマは「診査・診断治療計画」ということで赤坂会の下部組織であるTERRA小屋のメンバーを中心に発表してもらいました。

2006_b.jpg1人目の演者は原田歯科医院に勤務されている中村茂先生に「中等度から重度歯周疾患患者にたいしてインプラントと歯周外科を施し予知性を計る症例」という タイトルで発表してもらいました。ファイナルまで達している症例ではなかったのですが、現在までの治療過程や期間、また治療計画において議論されました。 先生のそのときそのときの考え、苦労が垣間見れる症例でした。


2006_c.jpg2人目の演者は内田歯科医院に勤務されている李盛植先生に「全顎中等度および局所重度歯周病患者に対するオーバーデンチャーの応用」というタイトルで発表 してもらいました。今回の治療は数年後に行う予定のインプラント治療への前段階ということでしたが、抜歯基準、炎症のコントロールに対する考え方治療計画 の正当性についてディスカッションされました。抜歯か保存かの判断の難しさが問われる症例でした。


2006_d.jpg3人目の演者は内田歯科医院に勤務されている柏木恒毅先生に「上顎を総義歯下顎をオーバーデンチャーにて咬合再構成を行った症例」というタイトルでした。 李先生と同様抜歯基準について熱く議論がかわされました。私たちはもっと抜歯することに対して慎重かつ的確な診断をしてうえで行わなくてはいけないという ことを学ばされる症例でした。



2006_e.jpg4人目の演者は原田歯科医院に勤務されている李昌弘先生に診査データまでのプレゼンテーションを行ってもらいそれを会場全体で治療計画を立てるという新し い試みを行った。参考として今回は大塚で開業されている飯沼学先生に寺西歯科医院に勤務されていたころの症例を発表していただいた。




2006_f.jpg今回の演者たちと同年代のころの飯沼先生の診査・診断治療計画は若手の歯科医師たちには大変参考になったことと思う。細部にわたる入念な治療計画、エビデンスにのっとった治療行為は会場の先生方だれしもを納得させるプレゼンテーションであった。




2006_g.jpgその後、壇上に会場から田ヶ原先生、甲斐先生、飯沼先生、二瓶先生、安藤先生、私、技工士の藤田さんがでて寺西先生が総合司会でディスカッションが行われ た。多種多様な意見がでてなかなか有意義な時間がすごせたと思う。最後には時間が足りなくなるほど議論は盛り上がった。ひとつのケースに関してもさまざま な方法、考え方があることを会場の先生方も身をもって感じられたことと思う。


2006_h.jpg今回の例会の締めとして4月にニューヨークで行われたアストラテックインプラントのワールドコングレスの模様を飯沼先生に紹介していただきその後寺西先生 によりコングレスで行ったプレゼンテーションをニューヨークそのまま英語にてプレゼンテーションしていただきました。少しでもニューヨークでの雰囲気が会 場の先生方にも伝わればと思いました。最後に若手にもっと海外にて活躍してほしいとの言葉で例会のほうを閉めていただきました寺西先生お疲れ様でした。 最後に、今回お手伝いいただいたたくさんの方々に無事例会のほうを終わらせることができましたことをお礼申し上げます。

第1回例会プログラムチェアマン  中丸 潤